男性にとって、知り合って間もない女性との会話は緊張するものです。
「僕は、女性との話が得意なんだよね。」という男性はなかなかいないでしょう。
よく「女性にモテるネタ帳」「会話が弾む漫才ネタ集」といったものもありますが、そんな“ネタ仕込み”不要で、会話を無理なく広げるテクニックを3つ紹介します。
ネタは逆効果!? ネタ仕込み不要で会話を広げよう
最近ネットで見かけるネタ集はなかなか面白くて、クスリと笑えるギャグも多いです。
ツイッターで何千もリフォローされたツイートから引っ張ってくるネタもあるそうですから、面白いはずです。
ほかにも、なるほどと納得するネタ、雑学を集めたネタなど充実していますね。
ただ本当に、異性との会話場面で役立つのか疑問に思うところがいくつかあります。
その中で一番の問題は、「耐用時間」です。
1つのネタに30秒もかからないのですよね。
速攻で効果を与えたいときには有効ですが、その後が続かない……。
ハハハと笑って、そこから先がありません。
テレビのお笑いや漫才でも、最近は1ネタに3~5分がいいところです。
(昔は10分以上あるネタもあったようですが。)
長時間もたせるようには作られていないのです。
それに、どぎまぎしながらギャグネタや雑学を話す光景も何だか滑稽です。
これでは鉄板ネタでもスベってしまいます。
[方法1]
こんなときは、もうネタはやめて、「5W1H」でいきましょう。
「5W1H」とは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)
――つまり、相手の話題に質問することで返答していく方法です。
お互い共通する趣味があればベストですが、そうでない場合にこそ、この方法は有効です。
相手が得意としていること、趣味を見つけたら、そこに切り込んでいきましょう。
質問で返答していく方法自体は目新しくありませんが、「5W1H」で分けて考えていくと質問内容をたくさん作りやすいです。
これら「5W1H」を延々と繰り返していけば、話は長く続けられます。
相手の趣味や得意なことですから、訊かれて決して嫌な気持ちにはなりません。
むしろ、自分に興味を持ってもらえた、と大変満足なはずです。
ただこのときも、時間稼ぎのような気持ちで返答を繰り返していては、面白くありません。
「自分のよく知らないことを、なぜこの人は興味を持っているのだろう」
「この趣味のどこが面白いのか知りたい」
――という感受性をもって向かい合うことが大切です。
ところで、この「5W1H」の方法も1つ問題があります。
それは、相手が「実はあまり詳しくなかった」という場合です。
相手が背伸びをしていたり、話を盛りすぎていたときには功を奏しません。
どうも相手の返事があいまいだ、返事に困っている感じのときには、相手の顔をつぶさないように話題から離脱しましょう。
そして次は、あなたの番です。
一緒にいるときの孤独を味わわせないで!
あなたが話す趣味や専門のことを、相手がほとんど知らない場合、相手は返答に戸惑います。
あなたは楽しいかもしれませんが、相手にとっては苦痛となるかもしれません。
[方法2]
あなたの趣味や専門に、相手のことを絡めて話しましょう。
相手の持ち物、髪型、服装、好み、大学の専攻(または勤務先の業種)、血液型、出身地などを、あなたの趣味や専門と絡めてみてください。
自分と関係があれば、相手は興味を持って話に乗ってきます。
二人でいるときが一番楽しいと思えるように
ところで、なぜ話し続けることが必要なのでしょうか?
会話が途絶えることがなぜいけないのでしょうか?
これまで、「会話を広げるコツ」ということで、女性と話し続けることが仲良くなるためには必要だという暗黙の了解で話を進めてきました。
それは本当に必要不可欠なのでしょうか?
決してそうではないはずです。
常に話し続けなければならないなんて、過酷です。
問題はむしろ、話が途切れてしまったときの気まずさにあるのではないでしょうか。
女性を上手くもてなすことができない、自分は話のネタが少ない、気に利いたことが言えない、等々……。
なので、しゃべり続けるのとは違った方向のアドバイスをしましょう。
[方法3]
沈黙を失敗と思わない。会話が途絶えたら笑顔で。
仲の良い親友といても沈黙はあるはずです。
決して気まずく思う必要はありません。
焦らなければまた会話は始められます。
もっとも、突然の沈黙はさすがに不自然です。
マシンガンのように話してて、急に話が尽きたというのは変ですね。
話が尽きてきそうになったら、少しずつペースを落としていくのも方法です。
以上、会話を広げる3つの方法を述べました。
もしあなたが女性との会話で悩んでいたら、ぜひとも試してみてくださいね。
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