自分の趣味が異性にどう思われているのかはとても気になるものです。
また、新たに何か趣味を探そうとしている人にとっても、周りの人、特に異性がその趣味をどう思っているのか意識すると思います。
今回は、女子ウケ良さそうなのに、意外とNGだったという趣味を5つ紹介します。
1. 料理
最近は家事ができる夫が注目されています。
料理を趣味にすれば、きっと女子ウケいいはず!
ところが女性からのウケは、あまり良くありません。
料理に対する注文がとにかくうるさい。あれこれ差し出がましい
食材、調理器具、テーブルクロス、果ては水にまでこだわりだした。
料理の話題ばかりだと、食欲がわいてしまって、最近太り気味
『この料理のコツは、○○の本を読むといいよ』
とか言われると、何か不味いと言われてるみたいで、ヘコむ…
料理の上手い下手はともかく、料理法までいろいろ言われると、「女の沽券(こけん)に関わる」といったところでしょうか。
家事としての料理と、趣味としての料理は違います。
趣味としての料理は、作ることが目的になっているため、調理法や、料理を作るまでの仕込み、食材といったものをどうしても話したい、自慢したいという気持ちになります。
料理が趣味の男性は、毎日食事を淡々と作る母親のようにはなかなかなれません。
ところが、料理をいただく側としては、美味しいか不味いかが問題であって、食材とか仕込み時間などは基本的に興味がありません。
食事中に延々と料理の話をされると、さすがに嫌がられてしまうでしょうね。
2. ショッピング
ショッピングといえばアウトドア。
女性の趣味にもショッピングを上げる人も多いから、きっと女子ウケいいはず!
ところが、意外とそうではないようです。
男性のショッピングと女性のショッピングでは、見てまわる所がかなり違います。
せっかくデパートへショッピングへ行っても、彼の行きたい所が多すぎ! 結局ほとんど彼の行きたいところばっかになってしまう。
できれば、相手も一緒に楽しめる所をまわり、そうでない所は改めて一人でショッピングするといいでしょう。
3. 健康志向
これからの男子は健康にも気をつかう!
運動不足、飲酒で体型の崩れた男子はダメ!
早寝早起きしてウォーキング。
野菜中心の食生活、玄米食、無農薬、無添加。
ホットヨガもやってます!
健康的で女子ウケもいいはず!
しかし、女性からのウケは良くありません。
理由は、「生活への忠告が多すぎる」とのことです。
健康志向そのものはいいのですが、問題は他人にもその健康志向を強要することなんですね。
基本的に健康を標榜する書籍、啓発本、スポーツ教室、ヘルシー食品は、一般的な生活を否定するところから始まっています。
「こんな食生活じゃいけない。無農薬、無添加、玄米食。」
「現代人は間違った生き方をしている。大地を踏みしめ、空を感じて――」
なので、いったんハマり込んでしまうと、他人の生活の粗ばかり見えてしまうんですね。
しかも正しいことをやっている意識が強いから、他人への忠告に遠慮がありません。
ちょっと健康に気を配る程度ならいいですが、健康志向そのものを目的、趣味にしてしまうのは考えものだということですね。
4. 雑学趣味
いろんなジャンルに詳しくなれば、女性も話してて楽しいだろう。
パッとテレビに映った観光名所や芸能人についてサラサラッとコメントできたらカッコイイじゃない?
ところが女性の意見は、
最初は、物知りな人だと感心してたけど、そのうちだんだん鼻に付くようになってきた。
『へぇ、知らないの? じゃあ教えてあげるね』
って態度でくるとムカツク!
私のために気をつかってくれてるのはうれしいけど、取ってつけた感がありあり。悪いけど、あらかじめ予習してきたのバレバレです。
音大でピアノ専攻のわたしに、ピアノの講釈をするのは10年早い!
スラーとタイの区別もついてないでしょ?
物知りなのは良いですが、雑学の披露が趣味になってしまうと、はた迷惑になるようです。
5. サイクリング
サイクリングってスポーツライクで女子ウケも良さそう。
消費カロリー高めで、痩せマッチョ体型に!
でも女性からはこんな意見も。
彼が何十kmも離れた所へ自転車で行きたがって困る。
『君、電車でおいでよ。僕は自転車で行くから。』
――って、自動車に乗せてほしいんですけど…。
体力のない私。あなたの趣味に関われなくてごめんね。
サイクリングを趣味にすると、まわりにいろいろ苦労をかけたり、気をつかわせてしまうようです。
中には、彼のサイクリング趣味に合わせて、自分も始めようとする女性もいますが
・サイクリング用のクロスバイク、ロードバイクが高価
・ヘルメット、ゴーグル、シューズ、サポーターなどアクセサリが多い
・天候に左右される(夏は暑く、冬は寒い。雨の日は基本無理。)
・発汗が大変
・日焼けが大変
・翌日は疲労と筋肉痛
――などなど、苦労もあるようです。
どんな趣味、物事であっても相手に迷惑をかけないのが基本
実は女子ウケしない趣味を5つ紹介しましたが、いかがでしょうか。
それぞれの趣味そのものが悪いというわけではありません。
相手の立場に立って、あるいは相手の気持ちを考えて趣味に取り組むなら、ここに挙げた趣味でも喜ばれるでしょう。
というより、どんな趣味、物事であっても相手に迷惑をかけないのは基本です。
ただ、ここに挙げた趣味はその特質として、相手を巻き込んでしまいやすいのでしょうね。
ということで、新たに趣味探しを始めようとしている方も、既に趣味に取り組んでいる方も、自分の趣味がまわりの人にどう関わっているのかを考えてみてはいかがでしょうか。
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