乃木坂46きっての芸術肌とされる生田絵梨花さん。
ミュージカルや舞台でピアノ演奏、歌唱などクラシック、芸術の側面が注目されています。
しかし、専門的にみると、そのレベルは並だった!?
生田絵梨花さんのピアノ技術、歌唱技術を徹底的に調べてみます。
生田絵梨花のピアノ実力レベルは下手!? 番組TEPPENで敗北
ピアノコンクール東京代表はすごいのか?
生田絵梨花さんの経歴に必ず出てくるのが、「ピアノコンクール東京代表」。
乃木坂46加入後に日本クラシック音楽コンクール(2011年、第21回)で入賞しています。
しかし、順位がつく1~5位ではなく、入賞とはどういうことでしょうか?
実は、このコンクールで「入賞」したのは、90人近くいるそうです。
もちろんその入賞もしなかったピアニストもいますが、生田さんは90人も入賞したうちの1人に過ぎなかったというのです。
さらに、国内外にはたくさんのピアノコンクールがあります。
ショパンコンクールをはじめ、何十ものコンクールが催されています。
▼有名なピアノコンクール一覧
→http://www.ongakunoohanasi.com/contest/contest.htm
これらのピアノコンクールでは特に経歴に載せるほどの成績は出していないとの情報もあります。
東京音楽大学ピアノ科は本当にすごいのか?
ピアノ科がほかの学科と比べて合格が難しいことは確かです。
女性は子どもの頃にお稽古ごととしてピアノを習うことが多いため、「競技人口」が増え、競争率も高くなってしまうのです。
(※ちなみに作曲学科、打楽器科などは志望者が少ないため楽勝です。)
ただ、ハイレベルなのは外部入学の場合です。
生田絵梨花さんは東京音楽大学付属高等学校からの内部進学。
付属高校から東京音楽大学への約90%なので、ほぼエスカレーターで進学できたといっていいでしょう。
“TEPPEN”で負けた生田絵梨花
2014年1月に行われた「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」のピアノ部門に生田絵梨花さんが参戦。
対戦相手となったのは下の4人。
●松井咲子(AKB48)
●森保まどか(HKT48)
●脊山麻理子
●さゆり(かつみ・さゆり)
AKBグループの出身が3人も占めるということで、アイドル対決として注目されました。
結果は――
1位 91点 松井咲子(演奏曲:槇原敬之『もう恋なんてしない』)
2位 87点 生田絵梨花(JUDY AND MARY『そばかす』)
2位 87点 森保まどか(Superfly『愛をこめて花束を』)
松井咲子さんも森保まどかさんももちろんピアノ経験者。
特に松井咲子さんはピティナピアノコンペティションD級(中学生対象部門)本選で優秀賞を受賞した逸材です。
ただ、この結果には疑問もたくさんあります。
●演奏曲が各人でバラバラ
演奏曲がそれぞれで異なると、なかなか公平に採点しづらくなります。
●編曲技術も必要
原曲はどれも歌モノなので、ピアノソロ用に編曲しなければなりません。
その編曲の優劣が得点に影響してしまいます。
●審査者がピアノ専門、あるいはピアニストではない
秦万里子さんはともかく、服部克久さんは作曲家、中島啓江さんはオペラ歌手でありピアノのプロではありません。
審査者の顔ぶれを見て、なんとなーく雰囲気で「まぁ音楽家ならピアノも上手いんだろう」と思いがちですが、まったく別モノです。
錯綜する評価
生田さんは、舞台「虹のプレリュード」で主役を演じています。
この役は、演技に加えてピアノも弾けなくてはならないので、たいへんな難役です。
生田さんがこの舞台でショパン「革命のエチュード」を演奏する動画が公開されていますが、評価はさまざまです。
■批判的な評価
●ピアノもアイドルとしては凄いけど、音大生として見ると平凡だと思う
●弾けるだけで凄い曲だけど、流石に引くだけで精いっぱいな感じだな。聞いてて心に何も響いてこない。狂気のぐちゃぐちゃ感はギリギリ出てるけど
●書いてる人いるけど練習不足は否めないね。一つだけ言うなら誤魔化すのがもっと上手だといい!笑
●テンポが遅い。音色が粗い。
●アイドルだから少々過大評価されてるけどエチュード10-12自体大して難しい曲でない上テンポが遅いしタッチが鋭利だしペダルが短いのもあって上手いかと言われたら一般が習えば弾ける程度だと思う。上手いと云う方々は「アイドル」という肩書きに評価の相対基準を忘れてしまっているのでは、そう感じました。
●改めて聞きましたが、始まりの和声的短音階の部分のスピードがやはり醍醐味な分、エチュード12の良さがまるでありません。
■賞賛の評価
●プロの方の同曲の演奏を聞いたけど、個人的に彼女の演奏のほうがかなり感情をゆさぶるように入ってきた。不思議な子だなあ。
●何がすごいって、これミュージカルの中でやってたんでしょ。それでこのクオリティはマジですごいでしょ。
●普通に凄くない? いくちゃん天才だよ
●素晴らしいですね!自分も音大に通ってますがいくちゃんの演奏好きです。玄人ぶりしている人が彼女の演奏を批判していますが、そういう人に限ってたいしたことないひとたちです。
●生田自身の評価
生田さんはインタビューに対し、自身のピアノの実力がまだ足りないと考えており、だからこそ猛練習していると話しています。
まさか、「自分の演奏は上手い」と言えるはずはないので、これは意地悪い質問ですね。
プロが絶賛
■小室哲哉(作曲家・音楽プロデューサ)
小室哲哉さんが秋元康さんに、生田絵梨花さんのピアノ技術を絶賛していたとのこと。
出典:http://news.aol.jp/2015/04/19/ikutaerika/
■高橋多佳子(ピアニスト)
ピアニストの高橋多佳子さんが、生田絵梨花さんの演奏中、リアルタイムで賞賛のツイートをしました。
今テレビで乃木坂46の生田絵梨花さんがピアノ弾いていましたが、上手くてびっくり!良く音楽を感じていますね。クラシック聴いてみたいo(^-^)o
— 高橋多佳子 (@takako1990) 2014年1月4日
プロは酷評していない、酷評しているのは…
生田さんの演奏を批判しているのはやはりYoutubeや2chのコメントが多いです。
とりあえずここで私の方が上手いとか言ってる人の演奏を聴きたいとは思わないな。 本当にピアノの上手い人は人の演奏を馬鹿にしたりしない。
生田ちゃんを批判する人は、まず自分の演奏を(Youtubeに)アップしてよ。さぞ上手い演奏なんだろうね。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=S9RqSL9U6sc
しかし、「私のほうが上手い」という人たち、生田さんの演奏を批判する人たちが、実際に自身の演奏動画をアップしたことは一度もありません。
現在ピアノの練習を出来ているのか?
■乃木坂46、舞台、大学の三足わらじ
だんだんと舞台の比率が上がってきています。
乃木坂46の活動も休みがち、大学は休学をしているとの噂があります。
ミュージカル出演について、乃木坂46の生田ファンからは、「もう乃木坂46を卒業するのではないか」と心配されています。
ピアノの練習量もかなり減っているのではないでしょうか。
■大学入学以降コンクールの出演歴なし
東京音楽大学の学生ともなれば、コンクールの上位を狙えるレベルですから、入学後から積極的にコンクールに出演して実績を作ります。
しかし、生田さんが大学生になってからコンクールに出場したという情報は全くありません。
こうなると、大卒の学歴が欲しいがために進学したのだろうと思えてきます。
●大学入学後もピアノ技術は上達しているのか?
大学入学以降もライブでピアノやテレビで披露する機会はありました。
しかし、演奏した曲目が簡単であったため、生田絵梨花さんのレベルがどこまで上達しているのかは、なかなか判断できませんでした。
そもそもなぜピアノ科なのか?
生田絵梨花さんは小学生の頃からミュージカルに惹かれ、舞台女優になりたいと考えていました。
であれば、大学は声楽科へ進学するべきだったのではないでしょうか。
●ミュージカル女優になりたいのにピアノ科行ってアイドルやってるのが謎
なぜやりたいこと一本で努力しないんだろう●目標がミュージカルって決まってたなら大学も声楽科なりミュージカル専攻のあるところいけばいいのに
●なんかあれもこれもそこそこにこなしてる状態になっちゃって全て中途半端だね
●これは本当謎
なんでミュージカル出たいって言ってた割にピアノ科行ったの?ってのは疑問だった
休業までしたんだから声楽科行くつもりなのかなと思ってたし、微妙に行動と言動に噛み合わないところあるんだよね
出典:http://echo.2ch.net/test/read.cgi/nogizaka/1470046381/
もしかしたら、高校のピアノ科から大学の声楽科への「転学科」は難しかった?
結論
生田絵梨花さんのピアン技術は、上手い下手でいえば、当然上手いです。
ただ、「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」をはじめとしてポピュラー曲を活き活きと演奏する生田絵梨花さんをみていると、クラシックの枠に収まるものではないのも確かです。
音楽は、物理や数学のように正解な解答を求めるジャンルではないため、どんな意見、コメントも正しいとも間違っているともいえます。
そこが音楽の面白いところであり、果てしない深さでもあると思います。
生田絵梨花さんの「三足わらじ」は成就するのか今後も活躍を見守っていきたいです。
最後に、生田さんによる現代曲の演奏をどうぞ。
鋼鉄の作風といわれるプロコのピアノ曲を見事に表現しています。
▼乃木坂46 生田絵梨花 プロコフィエフ ピアノソナタ第2番 4楽章
ミュージカル「レ・ミゼラブル」で生田絵梨花は歌へた!? 感想まとめ
生田絵梨花さん出演の舞台「レ・ミゼラブル」で、生田さんの歌が下手だったという意見が出ています。
ソロで歌ったため、下手なのがバレてしまった!?
舞台「レ・ミゼラブル」
「レ・ミゼラブル」とは、フランスの小説家であり政治家でもあるヴィクトル・ユーゴー(Victor, Marie Hugo)が1862年に書いた小説です。
大変な人気作品で、世界各国で舞台、映画、ドラマ、アニメなどで親しまれてきました。
生田さんが出演するのは、2017年5月から帝国劇場で上演される「ミュージカル レ・ミゼラブル」です。
(※本記事の執筆時は上演期間中です。)
生田さんはコゼット役を演じています。
※清水彩花さん、小南満佑子さんとのダブル(トリプル?)キャストです
歌が下手というのは本当か?
もともと生田さんは乃木坂46メンバーの中でも屈指の歌唱力だと言われています。
意外な面として、フィンランド民謡を耳コピしたという映像がありますが、ピッチもすごく正確です。
しかし、ミュージカルでの歌唱となると勝手が違うようです。
予想以上に生田絵梨花ちゃんのコゼットが良かった!コロコロと小鳥みたいな声がコゼットの少女感と相まってとてもいい感じでした。まだまだ高音も不安定だし声も細いけど、これからどんどん上手になられていくんだろうなーと。彼女の唄、また観たいなー。
— りらお (@YulirryA) 2017年7月3日
レ・ミゼラブル、生田絵梨花コゼットは、肺活量がないからか多くの感想の通り声は細いけど、2〜3年前、いや、半年くらい前と比較しても高音が綺麗に出るようになったから、成長してると思う。歌唱についてもまだ伸び代あるだろうけど、多分、いや確実に成長してくよ、あのお嬢ちゃん。
— Style✨ (@ErikaStyle46) 2017年6月11日
生田絵梨花コゼットは低音→高音に入るときに声が上ずっていたのと全体的に声が細い。エポの声量が大きいと負けてしまうのが否めないけど可憐で可愛らしい!
— 柚葉 (@blackberry908_) 2017年6月25日
声量に関するツイートを多く見かけます。
音痴というわけではなく、声の音量が足りないようです。
歌謡曲とは発声が違う
歌謡曲とミュージカルでは歌唱法が違います。
特に乃木坂46の曲ように、たくさんの声を重ねる場合は、声を細くしてビブラートも基本的には行いません。
対するミュージカルでの独唱(ソロ)では声を太く、倍音を効かせてビブラートを強くかけます。
一人の生声を広い劇場に行き渡らせるには、歌謡曲とはまた違った発声が必要となってきます。
「東京音楽大学で専門的に音楽を習っているのになぜ?」という声も聞かれますが、生田さんが専攻しているのはピアノ科。
歌や合唱は副科を履修しない限り、ほとんど習う機会はありません。
やはり声量が足りないと、表現力の点で不利になります。
このあたりが生田さんの歌唱力に対する不満となっているのではないでしょうか。
乃木坂46から離れていってしまう?
生田絵梨花さんのファンの間では、舞台演技とはまた別のことが問題になっています。
いくちゃんがトレンド入りしてるから何事かと思ったらミュージカルか!
ロミジュリ→レミゼ→モーツァルト
大忙しやなm(._.)m
卒業とか悲しいこと言わないでね(ง ˙₃˙ )ง#生田絵梨花 pic.twitter.com/4NH24oO2JS— 生田絵梨花推し (@t8ZqwNS43rmHPPj) 2017年5月19日
ミュージカルを元からやりたい言ってた生田絵梨花。
今はもう夢を叶えてる。
いつ卒業してもおかしくない。
20歳。これからも活躍できる。
ミュージカルでやって行きたいならば彼女にとって今が山場かもしれない。 pic.twitter.com/KRh4UqmK6O— ぽるん⊿ (@popopo_ikuneru) 2017年3月25日
聖母深川麻衣が乃木坂卒業して、クールアンドビューティー橋本奈々未様も芸能界引退し、いくちゃんこと生田絵梨花様はミュージカルが多忙になり乃木坂のイベントにはあまり来られなくなりビーム元祖ひめたんもいなくなり、17th個握白石さんいないとか僕のテンションガタ落ち😭
— カイザー⊿ (@nana773doiya525) 2017年3月5日
生田絵梨花 9/25 横浜 5部 3枚
ざ「改めて舞台おめでとう!」
生「ありがとう」
ざ「夢叶ったね!」
生「2つも叶っちゃったね」
ざ「ミュージカルの舞台で歌ってるいくちゃんが一番好きだから卒業しても観に行くからね」
生「卒業しても絶対来てね!」卒業は否定して欲しさ😭
— ざきちゃん⊿ (@zaki_ef) 2016年9月25日
生田さんはミュージカルに熱中して、乃木坂46を卒業してしまうのではないかと、ファンは心配しています。
卒業して舞台女優になってしまったら、劇場でしか生田さんに会えないことになってしまいます。
テレビと違い、舞台となると金銭的にも敷居が高くなることは否めません。
▼乃木坂46生田絵梨花、帝劇舞台で美声披露(YouTube動画)
ここでも、卒業を心配するコメントであふれています。
●なんか乃木坂から離れていきそうな気がする……
●もうそろそろ卒業かな?まあ自分の夢がハッキリしていることはいいことだからな。卒業を発表しても俺は応援するぜ
●いくちゃんが遠い存在になっていってる
●舞台ばっかりでテレビに出てないから寂しい…
●もうよ アイドルじゃねぇな 舞台女優だね
●なんか、いくちゃんとまりっかの卒業が噂されとるけどさ、俺の1推しと2推しがいなくなったらどうしていいのか。
●卒業しないで (T_T)
●悲しいけど嬉しい
●生ちゃん卒業しないで…
●段々と遠い存在になってゆくなぁ…
●乃木坂にまだまだいてほしいな………
もう何か生田さんの卒業が既定路線になっているみたいなコメントですね……。
しかし、生田さんは「卒業する」とは一言も言っていません。
それどころか、乃木坂46をまだまだホームと考えているようです。
乃木坂46、舞台、音楽大学と三足わらじを履くのはとても大変ですが、上のとおり生田さん本人は至って元気そうなので、今後とも期待していきたいと思います。
東京音大でレベルが高く、その道で専門家として評価されて生きていくことができるのはピアノ演奏家のコースの方。
ピアノ科はそこに入られない人が受けるところで、はっきり言って、そこに受かっても他の音大も併願して合格すればパスするレベル。
ソニーとか、彼女のファンが天才とかと持ち上げているけど、とてもじゃないけど、声や歌や演奏の腕が商売道具にならず、
残念ながら、それで飯を食っていけるような才能の持ち主じゃない。
結局は、あまりレベル高くない学科の音大に通う普通の学生であり、アマチュアの域を出ていないその他大勢の一人ってところ。