歌舞伎役者の家系に生まれ、九代目松本幸四郎を父に、七代目市川染五郎を兄に持つ女優、松たか子さん。
その実績は確かなもので、これまでに30近い映画賞を獲得。
しかも1997年以降ほぼ毎年、継続的に受賞しているところが安定的な実力を感じさせます。
2014年に空前のヒットを記録したディズニー・アニメ『アナと雪の女王』の主役(日本語吹替・歌唱)をつとめたことでも話題となりました。
でもそんな松たか子さんに劣化が噂されているのです。
これは今後の芸能活動に大きな問題となるのでは!?
今後の活動に黄信号!? 松たか子さんの劣化がヤバい!?
話題の元となったのは、2017年1月9日放送の『関口宏の東京フレンドパーク2017新春ドラマ大集合SP !!』です。
その番組に出演した松たか子さんに対し、
「何か、老けた感じ」
「口元がもうおばちゃん」
視聴者からはそんな声があがりました。
印象がずいぶん変わりましたね。
髪を短くしたことで、より顔のパーツに視線が行きやすくなったことも原因の1つだと思います。
それと、髪のツヤですね。
松たか子さんは昔から美しいロングヘアが特徴的で、ショートに変わってからも、そのキレイでツヤのある髪はいつもアピールポイントでした。
しかしこの映像では、ツヤが失われ、パーマもあまり似合っているとはいえません。
服もいかにも普段着という感じで、オーラを感じません。
このあたりが、松たか子さん劣化の囁かれる理由なのではないでしょうか。
しかし、この劣化を心配した視聴者の中には、今後を心配して歌手への転向を推す人もみられました。
松たか子さんが歌手とは!?
『アナと雪の女王』で魅せた圧倒的歌唱力!! その源泉は!?
2014年に空前のヒットを記録したディズニー・アニメ『アナと雪の女王』――その主役エルサの吹き替えを担当したのは、松たか子さんです。
作品の完成度の高さもさることながら、一番大きな驚きは松たか子さんの歌唱力でした。
これが大ヒットを後押ししたことはいうまでもありません。
松たか子さんの歌手への転向をすすめる人は、この歌声を聴いてそう思ったのでしょう。
しかし、実をいうと松たか子さんは既に歌手なのです。
1997年から継続的に音楽活動を続け、これまでに21枚のシングル、9枚のアルバムに加え、3枚のベストアルバムを出しています。
これは一流の音楽アーティストに匹敵する実績と言えるでしょう。
しかも、NHK紅白歌合戦に2度(1997年、1999年)も出演しています。
女優としての実績があまりに素晴らしいこと、そして2009年末以降は音楽活動から離れていることから、歌手・松たか子さんの側面が忘れ去られてしまっていたのでしょう。
松たか子さんの歌唱力は、長い音楽活動で培われ、数年の休止期間を経てもなお維持されていたということです。
これを機会に、あの歌唱力を活かして音楽活動を再開してほしいという声もあがっています。
今後、松たか子さんの歌を聴く機会は果たしてあるのでしょうか!?
ドラマ、歌手の枠にとらわれない総合表現者としての女優を目指して
松たか子さんは、女優業と並行して舞台活動も継続して行っています。
2009年、舞台の中でもミュージカルの出演が増えてきました。
『ジェーン・エア』(2009年)
『ラ・マンチャの男』(2009年、2012年)
『もっと泣いてよフラッパー』(2014年)
『メトロポリス』(2016年)
――などいずれも主役、主役級の役で美しく張りのある歌声を披露しています。
つまり2009年、音楽活動を休止したというよりは、音楽活動の場を総合楽劇としてのミュージカルに見出していったと考えるべきでしょう。
松たか子さんの美声をもう一度聴きたくなったら、ぜひ劇場に足を運びましょう。
彼女の生の歌声を聴くことが出来ます。
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