ドライフルーツ
これは意外かもしれませんね。
ダイエット食品にしばしば登場するドライフルーツですが、ダイエット体験談――特に失敗談を集めていると、このドライフルーツが問題にあがることが多いのです。
なぜでしょうか?
ドライフルーツはフルーツの水分を蒸発させて、固く凝縮させた食品です。
たとえば干し柿。
柿の実を干して小さく固めたものですが、一口で食べ終わってしまいます。
でもカロリーはしっかり柿の実一個分ありますから、これではダイエット食品どころか、その逆なのです
元のままであれば結構な大きさがありますから、何回にも分けて食べることができます。
やはりフルーツは自然なまま食べるのが一番よいでしょう。
そしてもう1つ、ドライフルーツは水分を蒸発させる期間が必要なため、どうしても鮮度が落ちます。
採れたてのフルーツと比べて、栄養素はかなり失われています。
さらには、ドライフルーツ特有の「黒ずんだ色」を調整するために漂白剤、着色料が使われている場合があり、添加物の観点からもあまりおすすめできません。
喫煙
喫煙すると食欲が落ちるため、ダイエットのために喫煙する方がいます。
痩身の女性モデルに影響されて、若い女性が体重を落とすために喫煙するケースが増えているようですが、これではよろしくないですね。
健康に関してみれば本末転倒です。
人工甘味料
人工甘味料とは、人工的に合成した、甘味を感じさせる物質を指します。
食品の「原材料名」の項目に、ソルビトール、アスパルテームなどの名称で書かれているのをご存じの方もいるでしょう。
天然の食品から糖分を生成するよりも、工業的に甘味料を合成するほうが安価なために、普及することになりました。
しかし、それよりも私達が注目するのは、人工甘味料に(ほとんど)カロリーが無い点です。
ダイエットドリンク、カロリーオフ食品などは、天然の糖分を使わず、カロリーのない人工甘味料が使われています。
人工甘味料そのものは、一部を除いて、無害なものがほとんどです。
ダイエットには欠かせない食品と思われがちですが、そこには問題が潜んでいます。
大きく分けて2つの問題があります。
1つは、甘いもの好きな舌になってしまうことです。
確かにカロリーのない人工甘味料をどれだけ摂っても、糖分ではないため、身体に蓄えられることはありません。
しかし、そのことで甘いものをどんどん摂ると、舌がそれにあわせてどんどん甘いものを求めるようになります。
結果的に、食事でもついつい甘さを求めて、腹いっぱい食べたくなります。
口にする糖分の全てを人工甘味料にするのであれば話は別ですが、天然の糖分、砂糖を使った食品もたくさんありますので、現実的には難しいでしょう。
もう1つは、人工甘味料とともに含まれる食品添加物の問題です。
人工甘味料、とくにカロリーオフを謳った食品は、香料、酸化防止剤、保存料、着色料といった添加物がたくさん使用されていることが多いです。
カロリーオフ=健康食品というわけではないため、注意したほうがいいでしょう。
清涼飲料水
もうこれは定番ですね。
基本的に清涼飲料水の甘さは控えめですが、そのためついゴクゴクと飲み干してしまいがちです。
結果的に、甘いジュースやコーヒーよりもたくさの糖分を摂ってしまうことになります。
最近では運動後の水分補給でも清涼飲料水の常用は避けるべきとの指導を行っているスポーツジム、学校、クラブも出てきています。
真水でも水分補給は十分にできますので、清涼飲料水の摂取を習慣化しないようにしましょう。
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